2025年5月24日(土)      初心者のための森づくり体験会

 朝の天気は曇り、午後から小雨という予報の中、参加者7名(経験者1名、初心者6名)で実施しました。森づくりフォ-ラム事務局3名、お日の森スタッフ4名で対応しました。活動内容は、午前は作業道補修(A6付近・つばき林地)、午後はクラフト製作、丸太切りを行いました。

 開会式後、お日の森フィ-ルドの散策を兼ねて沢の橋を渡り、大ヒノキを経由してつばき林地に向かいました。作業は2班に分かれ、材の運搬、杭打ち、粗朶柵補修、作業道の補修を経験しました。わずか約1.5時間の作業でしたが、参加者の皆さんは、それなりに仕上がり具合に満足・納得し、達成感を味わったようです。初心者への指導では無理は禁物、できない事が当たり前という事を再認識しました。

研修の様子1
研修の様子1
研修の様子2
研修の様子2
研修の様子3
研修の様子3

  午後のクラフトは、7種類をそれぞれ作って楽しみました。丸太切りはツバキ材で切るのに少し時間がかかったようでした。特にヒヤリハットなどは無く、少しは早目に終わりました。参加者の皆さんはクラフト、コースタ-をお土産に持ち帰りました。お日の森くらぶに興味を持って頂く事を期待しましょう!

 

製作したクラフト
製作したクラフト


2024年10月14日(月)      FIT友の会        森林作業研修

 

   森林インストラクタ-資格試験終了後の基礎研修として、森林作業の実践を体験したいとの依頼を受け、お日の森の認知度を高め、森林作業の基本の習得、将来も含めて整備活動の担い手を増やしていけることを期待して、研修を引き受けることとしました。研修生6人は、森林インストラクタ-試験の合格を目指し、4月より友の会で講義、実地学習を経て一次試験を終え、合格後の森林インストラクタ-の活動の一環として森林作業の体験をしました。友の会スタッフ3人は昨年合格をしているが、森林作業及びお日の森フィ-ルドに興味を示している方々です。

  これらの方々に対し、お日の森くらぶの  

 スタッフは2人で臨みました。

お日の森くらぶ代表からのあいさつ
お日の森くらぶ代表からのあいさつ

 開会式では友の会代表の氏家氏と、お日の森くらぶ代表の長谷川があいさつ。続いて森の作業の基本及び安全作業についての心得を伝えました。

 午前は2年前に高尾保育園児が植栽したA3,A6斜面の除伐。アラカシ、ヤブムラサキ、ヒイラギ、サンショウなどが植栽木より大きくなっていたり、斜面を覆っていた植物を仮払いしました(除伐)。斜面の傾斜がきつい箇所もありましたが、1時間ほどで斜面が見渡せるようになりました。次にお日の森フィ-ルドを散策し、我々の日頃の作業で整備した斜面、作業道などを見てもらいながら山の神広場へ戻りました。

 

 昼食をはさんで、午後はヒノキ材の丸太切りを行い、作業道の補修・整備に向かいます。事前に準備をしておいた横木、杭、粗朶などを現場まで運び、出来上がりをイメ-ジしながら横木を置き、杭を打ち、適当な大きさの石を入れたり、土をかぶせたりで、少しずつ道が歩きやすくなっていくのがわかりました。山側に杭を打ち、粗朶(ツバキ伐倒後の小枝など)を入れて粗朶柵にしていく-といった約1時間の作業で作業道は立派に補修されました。全員で記念写真を撮りました。

補修道で記念写真
補修道で記念写真

  閉会式(振り返り)では、ボランティア作業で大事なのは“作業の達成感”を味わえるような活動(作業)をしてほしいことを伝えました。また、お日の森くらぶの活動の経緯、目的、内容、くらぶ員の人数、構成などもお話ししました。是非、一緒に活動できることを望んでいます。

研修の様子1
研修の様子1
研修の様子2
研修の様子2